ローファットダイエット向かない人の特徴
今回はローファットダイエットに向かない人の特徴TOP3を発表したいと思います。ローファットダイエットとは三大栄養素のタンパク質、脂質、炭水化物のうち、脂質、脂ぶんを抑えていって痩せていく方法で、よくケトジェニックダイエット、つまり糖質制限ダイエットと比較されます。
実際、この動画を見ている方の中でローファットダイエットとケトジェニックダイエット、どっちをやったら良いのか迷ったことがある方、結構いるんじゃないでしょうか?実は私もパーソナルトレーナーになる前に、どっちがいいのかかなり迷った思い出があります。
どっちが合っているのかということは、正直やってみないとわからないことではありますし、どちらも併用してダイエットをしたほうが、より良い結果が出ると現在は言われています。ですが、私がクライアントさんのダイエットをサポートしてきた経験から、やっぱりその人によってローファットダイエット、ケトジェニックダイエットどっちが良いか、向き不向きっていうのはかなりあります。
ですが、安心してください。今回のブログでは事前にローファットダイエットに向かない人の特徴を知ることができますので、あなたがもしかしたら自分に合っていなかったかもしれないローファットダイエットに手を出して、ケトジェニックダイエットだったらもっと簡単にラクにダイエットできるはずだったのになあ、なんて残念な結果を避けることができちゃいます。
ローファットに向かない人の特徴第3位から1位まで順番に発表していきますので、ぜひ最後まで見ていってください。それでは早速いきましょう。
目次
ローファットに向かない人の特徴第3位
ローファットに向かない人の特徴第3位は、「早く痩せたい人」です。
これを聞いて、ローファットはあまり効果がないんじゃと不安になった方いると思います。ですが、そんなことはありません。ローファットはきちんと科学的にも効果があるとされている、しっかりとした根拠のあるダイエット法です。もちろん私のクライアントさんにも自信をもってオススメしています。
ですが、やはりケトジェニックと比べると効果が薄くなってしまうようです。2007年のある研究によると12ヶ月間でケトジェニックが4.7kgのダイエットに成功しましたが、ローファットは2.2kgとケトジェニックの半分程度のダイエットにとどまったそうです。他にもこういったケトジェニック有利の報告がいくつかあるようですので、ローファット、ケトジェニックどっちのダイエット効果が高いかと言われると、やはりケトジェニックの方が現状有利かなと思います。
私の体感でも、ローファットをやったクライアントさんと、ケトジェニックをやったクライアントさんでは、ケトジェニックをやったクライアントさんのほうが、どちらかというと早くダイエットできている印象があります。もちろんどちらか一方しか行わないというわけではないんですが、ケトジェニックを行っているときの方が、ストンと体重が減っているイメージです。
なので、例えば結婚式までにはダイエットしないといけないとか、いついつまでには必ず痩せないといけないみたいな場合、とにかく早く痩せたい場合には、ローファットはあまり向いていないといえるでしょう。
ローファットに向かない人の特徴第2位
続いて、第2位の発表です。ローファットに向かない人の特徴第2位は、「外食が多い人」です。
今はコロナ自粛だから外食をしている人は少ないと思いますが、社会人になって忙しくなってくると、昼は外食、夜は上司や同僚との付き合いで居酒屋なんてことは当たり前になってきますよね?
実際私のクライアントさんでも、昼、夜外食の方がかなりたくさんいらっしゃいました。そういった方には、ローファットではなく、まずはケトジェニックをおすすめさせていただいています。
なぜかというと、ローファットだと外食で選べるメニューが限りなく少なくなってしまうからです。だいたい外食のメニューって脂っこいものが多いじゃないですか。イタリアン、フレンチ、中華、もう全部脂っこい。ケトジェニックダイエットはむしろ脂っこいものは食べてオッケーなので、基本的には米やパン、麺などの主食を頼まないようにすれば、外食でも意外と何とかなっちゃいます。
居酒屋でも、ケトジェニックだったら焼き鳥とか焼き魚とかステーキ、刺身、チーズ、卵焼きなど結構食べられるものがありますが、ローファットだとそうはいきません。焼き鳥は部位をかなり気をつけないと脂オーバーになりますし、ステーキ、チーズ、卵もほんとに少量にしないとあっという間に脂オーバーです。
ローファットでも唯一と言っていいほど外食可能なのが、コンビニです。これは外食と言っていいのかわかりませんが、おにぎりとサラダチキンとかの組み合わせであれば、脂質を抑えつつ、ダイエットできると思います。ですが正直毎回これでは飽きますよね。
なので、外食が多い人はローファットではなく、ケトジェニックの方を検討してみましょう。
ローファットに向かない人の特徴第1位
最後に、第1位の発表です。ローファットに向かない人の特徴第1位は、「家族との食事が多い人」です。
えっ!?それ関係あるのって思いましたよね?ですが、これめちゃくちゃ関係あるんですよ。ローファットって何が大変かっておかずから脂をどうやって減らすかなんです。それでいてタンパク量をたくさん取らないといけないので、脂の少ないタンパク源をさらに油をほとんど使わずに調理しなくちゃいけないんです。例えば、ささみとか、鳥の胸肉の皮を取ったものとかが代表的な脂の少ないタンパク源です。そうなると、どうしてもおかずに使う食材が毎回決まったものになって、味もかなりさっぱりした感じになっちゃいます。
家族が一緒にいる場合、おかずって基本的に家族と共有するものじゃないですか。なので、ローファットだと結果的に家族も巻き添えにしてしまうんですよね。これまだ、夫婦だけだったら「一緒にダイエット頑張ろうよ!」とか言って、ワンチャン巻き添えにできなくもないと思うんですが、子供がいたりとかすると、絶対に「からあげ食べたい!」とか、「豚肉、牛肉も食べたい!」とか、「もう鶏肉飽きた」とか絶対に駄々をこねますよね。そうなると、自分ひとりだけ別メニューみたいな感じになると思うんですが、それって何か寂しくないですか?せっかくだったら家族と同じ料理を食べたいですよね。
ケトジェニックだったら、とりあえず米やパン、麺といった主食を抜けばいいので、家族と一緒のおかずを食べながら主食だけ抜くといった感じで何とかなりますが、ローファットだとそうはいきません。一人暮らしだったら、自分の食べる分だけなので、鶏むね肉皮なしをヘビロテしても問題ないですが、家族がいるとなかなか難しいです。
もしローファットを考えている方の中で、家族と食事をする機会が多い方は、ぜひ、どのダイエット法が一番家族に負担をかけずにできるのか、お互いに幸せかということも考えてみましょう。
いかがでしたでしょうか。ダイエットは決してラクなものではないですし、地道にやっていくしかありません。時にはくじけそうになることもあります。私もそうです。しかし、自分には合わない方法、間違った方法で行うと、さらにもっと辛くなってしんどくなってしまうばかりか、結果さえも思うように出てくれません。「二度とダイエットなんてするもんか」という気持ちにさえなってしまいます。大切なことはいかに自分と相性の良いダイエット法を見つけられるかです。
ということで今回も最後まで見てくれて本当にありがとうございました。