実は痩せにくい食べ物TOP3

痩せない
今回は、実は痩せにくい食べ物TOP3について解説したいと思います。
 
 
皆さんもダイエットしようと思ったときには、だいたいの人がダイエット向きの食べ物って調べますよね。
 
 
それで、その食べ物をとりあえず買って食べ始めたはいいけれど、なかなか痩せない、むしろ逆に太ってしまったという経験がある方は多いと思います。
 
 
僕もパーソナルトレーナーという職業柄、そういうダイエット向きの食べ物を食べても全然ダイエットできなかった経験をしている方は何人も見てきました。
 
 
その大きな原因の1つとして、ダイエット向きの食べ物のカロリーが意外と高かったということがあるんですね。
 
 
ダイエットは基本的には1日の消費カロリーと摂取カロリーの差が大きく関係していますので、ダイエット向きの食べ物であっても、カロリーが高く食べ過ぎれば、それが体脂肪に変わってしまうわけです。
 
 
そこで今回は、一般的にはダイエット向きの食べ物、痩せたければこれを食べなさいと言われているものでも、実はカロリーが高いもの、食べる量を間違ってしまうと体脂肪に変わりやすく、痩せにくくなってしまう食べ物を3つ紹介したいと思います。
 
 
なのでこのブログは、ダイエット向きの食べ物を食べているのに痩せない、もっと効率的に痩せたい、これからダイエットを始めるときに事前に痩せにくい食べ物を知っておきたいという方向けですね。
 
 
ぜひ最後まで、見てもらえると良いかなと思います。
 
 

目次

アボカド

 
 
実は痩せにくい食べ物1つ目は、アボカドです。
 
 
アボカドってよく健康に良くて痩せるって聞くけどなんでって思いますよね。
 
 
もちろんアボカドはオレイン酸が豊富で、このオレイン酸には健康的なメリットが多く、また食物繊維も摂れるので、腸内環境改善にも効果的です。
 
 
ですが、アボカドはあぶらぶん、脂質が多く、この脂質量が多いことで、実はカロリーがかなり高くなってしまうんですね。
 
 
具体的なアボカドのカロリーですが、Mサイズのアボカド1個で260kcal以上もあります。
 
 
これはコンビニのおにぎり1個半くらい、皮を取った鶏肉だと実に230g分にも相当するカロリーになってしまうんですね。
 
 
なので、ダイエットに良いからとパクパク食べてしまえば、簡単にカロリーオーバーになってしまうわけです。
 
 
では1日にどのくらいのアボカドの量なら良いのかというと、一番は自分の1日の摂取カロリーから、1日に必要な脂質量を割り出して、それをもとに量を決めるのが良いです。
 
 
ただ、面倒くさいという場合には、毎日食べる場合で1日に最大でアボカド1/2個くらいに留めておくと、アボカドの健康的なメリットも得られて、かつダイエットの邪魔にもなり辛いと思います。
 
 
もし時々しか食べないという場合には、1日1個くらい食べちゃってもいいでしょう。
 
 
ということで、ダイエット向きのアボカドですがカロリーが高いので、痩せない、逆に太ってしまうなんてことを防ぐために、食べる量に気を付けていきましょう。
 
 

ナッツ

 
 
続いて、実は痩せにくい食べ物2つ目ですが、それはナッツです。
 
 
ナッツもダイエットの時には、よく推奨されている食べものの代表ですよね。
 
 
もちろんナッツには健康的なメリットもたくさんあって、がんを予防したり、心疾患の予防になったり、また地中海式ダイエット、未加工の穀物、魚介類、オリーブオイル、乳製品などとナッツを組み合わせることで、コレステロール値、血圧、血糖値低下、体重増加リスクも低下するという報告もあります。
 
 
ただ、実はこのナッツもアボカド同様、かなりカロリーが高くなってしまうので、食べ過ぎてカロリーオーバーしてしまえば、それは体脂肪になってしまうわけですね。
 
 
なので、糖質制限ダイエットでもしていない限りは、食べるなら先ほど紹介したアボカドかナッツ、どちらか一方で良いかと思います。
 
 
両方食べちゃうと、摂取カロリーが多くなってしまう可能性が高くなってしまいますからね。
 
 
ナッツの種類にもよりますが、ミックスナッツであれば、摂取できる栄養素もアボカドと同じものが結構多いので、どちらか一方で健康的なメリットは得られると思います。
 
 
もしナッツを食べる場合は、1日25g程度に抑えられると、摂取カロリーもアボカド1/2個と同じくらいの150kcal程度に抑えられるので、健康的なメリットも得られて、かつダイエットの邪魔にならずに済むかなと思います。
 
 
ナッツもアボカド同様にカロリーが多いので、ぜひ食べ過ぎないように1日の量を管理していきましょう。
 
 

サバ缶

 
 
続いて、実は痩せにくい食べ物3つ目は、サバ缶です。
 
 
サバ缶もダイエット、健康に良いと、色々なところで紹介されています。
 
 
もちろん、適切に食べれば、サバのオメガ3脂肪酸、EPA、DHAが、血中のコレステロールを下げたり、中性脂肪の減少、筋肉をつけるのに役にたったり、また頭の回転も良くする効果があります。
 
 
ですが、このサバ缶もかなり摂取カロリーが高くなってしまうんですね。
 
 
具体的なサバ缶のカロリーですが、もちろんサバ缶の種類によっても違います。
 
 
オーソドックスにコンビニで手に入るサバの水煮缶を見てみると、1缶で実に500kcal近くもあるんですね。
 
 
もし1日の摂取カロリーを1500kcal程度に設定している場合、このサバ缶だけで1/3のカロリーを摂取してしまうことになります。
 
 
ちなみにこのサバ缶のタンパク量は約30gらしいんですが、サラダチキンで同じタンパク量を摂取するとなると、だいたい140kcalくらいで済みます。
 
 
500kcalと140kcalだと全然違いますよね。
 
 
なので、サバ缶も食べ過ぎれば、痩せない、逆に太るというわけです。
 
 
ただ健康的なメリットは非常に大きいので、摂取カロリーや三大栄養素のバランスを管理できる方なら、毎日食べていきたい食材ではあります。
 
 
ただ、管理できない方の場合、僕のおすすめの食べ方としては、2日に1食、あるいは3日に1食食べるという風に間を空けて食べるということです。
 
 
そうすれば、少なくとも毎日サバ缶を食べてしまうことでのカロリーオーバーを防げる可能性が高くなります。
 
 
また、サバ缶に含まれるDHAやEPAは、毎日摂るよりも、1週間ごとにまとめて摂ったほうが利用率が高まったという報告もあります。
 
 
これはラットの研究ですが、もしかしたら人間でも、毎日よりも間を空けてサバ缶を食べた方が、DHAやEPAを効率よく使えるかもしれません。
 
 
健康にメリットのあるサバ缶ですが、食べ過ぎは痩せにくくなる原因になるので、食べるとしても2日おきに食べるなど食べ過ぎに注意していきましょう。
 
 
ということで、実は痩せにくい食べ物TOP3、アボカド、ナッツ、サバ缶についてお伝えしました
 
 

最後に

 
 
最後に、一つだけ話して終わりにします。それは今回紹介した食材は全て脂質が多いためにカロリーが高く、カロリーオーバーを引き起こし、痩せにくくなってしまいますが、、その脂質はとても良質なものばかりで、健康的なメリットが多くあるということです。
 
 
また現代人に不足しがちな脂質を摂取できるという点でもメリットが大きい食材です。
 
 
なので、カロリーが高いからと完全に食事から排除するのではなく、今回ご紹介した量を参考に適切に食べていくことで、ダイエットと健康を両立させることができるでしょう。
 
 
また、糖質制限ダイエットを行っている方は、脂質の必要量も上がっていきますので、今回ご紹介した食材を中心に、1日に必要な脂質量を確保できると、効率よくダイエットできると思います。
 
 
あとは自分のカラダと相談して、食材が体質に合っていないと感じた場合には、スッパリと食べるのをやめることも手なので、その辺の思い切りの良さもダイエットには必要になってきますね。
 
 
ぜひ、自分に合ったダイエット法を確立させていきましょう。